皆さんこんにちはネギ三郎です
ここ最近仮想通貨の盛り上がりが凄いですが、今回は「イーサリアム(ETH)」についての基本情報を簡単にまとめました。
ETH(イーサリアム)はいつかビットコイン(BTC)を抜かし
「仮想通貨の王になる」
ともいわれています。
イーサリアムの誕生
イーサリアムは当時19歳のヴィタリック・ブテリンという少年によって作られたプラットホームです。
彼は2017年の「世界に一番影響を与えた人物50人」にも選ばれました。
Twitterはこちら → ヴィタリック・ブテリン
よく勘違いされるのですがイーサリアムはプラットホームの名称で、このプラットホームで使われる仮想通貨をイーサ(英: Ether、単位: ETH )と言います。
ただ、日本ではどちらも「イーサリアム」と表現するのが普及しているので、違いがあるということだけ理解すればOKです!
イーサリアムは特定の発行者や管理者が存在しないものの、「イーサリアム財団」(Ethereum Foundation)という非営利組織がを研究開発をしていて、
時価総額はビットコインに次いで第2位です。
イーサリアムの大きな特徴
イーサリアムには2つの大きな特徴があります。
「スマートコンストラクト」と「Dapps(ダップス)」です。
スマートコントラクト
「スマートコンストラクト」とは、ブロックチェーン上にプログラムを書き込み、自動で契約を執行してくれる機能のことです。
例えば、
①「3年後ネギ三郎に3ETH(イーサ)支払う」という契約を執行させたい。
②この契約プロセスをブロックチェーン上にプログラムする。
③自動で契約が執行される。
簡単に言うとこんな感じです!
この技術によって、安全性の高い自動契約を実現でき、業務効率を格段に上げることができるのです☆
イーサリアムのスマートコンストラクトは商品の売買や不動産取引などにも応用することができるので、
様々な分野の業務効率化や新たなビジネスの構築に利用されてることが期待されています。
実例は、オーガー(Augur)という将来予測ブックメーカーや、クリプトキティーズ(CryptoKitties)という育成ゲームなどがあります。
Dapps(ダップス) 構築のプラットフォーム
「Dapps」とは Decentralized Applications の略で、中央管理者を持たないアプリケーションのことです。
イーサリアムはこのDappsを構築するための開発環境を提供するプラットホームとしての機能を備えています。
普通のアプリでは中央管理者がいて、
・手数料を取られる
・サーバーが落ちる
・システムが停止する
などの問題がありますが、Dappsはスマートコンストラクトを利用して、中央管理者なしで自動でシステムを機能させることができます。
今までDappsは特定の技術を持ったプログラマーしか開発が困難とされていましたが、イーサリアムのおかげで簡単になりました。その結果多くの人がDappsに参入するようになりました。
すでにDappsのゲームは既にいくつか開発されていて、これからはDappsのゲームが主流になるともいわれています。
まとめ
ここまでをまとめると、
- イーサリアムは当時19歳の少年によって作られたプラットホーム
- 管理者はいないがイーサリアム財団が研究開発をしている
- 時価総額はビットコインに次いで第2位
- 「スマートコンストラクト」と「Dapps(ダップス)」構築のプラットフォームという大きく2つの特徴
となります。
次回はDeFiとの関係についてまとめます!